第5回 作って遊ぼう!よく回るコマ

 9月13日(土)城西ニコニコ交流館で第5回松江ニコニコ科学広場を実施しました。「作って遊ぼう よく回るコマ」というテーマで、島根大学教育学部の塚田真也先生に指導していただきました。

 子どもたちは、まず、牛乳パックゴマと投げごまに挑戦しました。何度も何度も回しながら、長い時間回すにはどうしたら良いかを一生懸命考えました。大きさのこと、硬さのこと、材料のことなど何度も試していました。次に、厚紙と爪楊枝でよく回るコマづくりに挑戦しました。これも試行錯誤を繰り返し、自分のオリジナルのコマを作りました。子どもたちの発想はいろいろ広がって、大きさを変えたり、爪楊枝を固定する位置を変えたり、重さを変えたり、厚紙を切ったりしていました。何度も何度も、工夫の連続でした。

 逆さゴマや地球ゴマ、リストジャイロなど、いろいろな種類のコマを使わせてもらって、どうやったらよく回るか考えながら、コマを回すことに没頭しました。

 

子どもたちの感想 抜粋(はじめて知ったこと・おどろいたこと・たのしかったことなど)

 

・今日コマで遊んだりコマを作ったりして、コマは今まで遊ぶだけだったけど、どうやったらよく回るかを今日考えられたのでよかったです。

・つまようじと厚紙でコマが作れるのは初めて知りました。コマを作って楽しかったです。

・小さいコマを回したけど、最初は普通に立ってたのに最後逆さまになって面白かったです。

・回らなかったら、進化させてすごく回るコマができました。

・自分でコマを作るのが楽しかった。自分はコマはあまりうまくないけど、教えてもらってうまくなった。パワーボールというコマを初めて回したし知った。

・面白そうだから、地球ゴマが欲しい。長く回るコマを考えて作るのが楽しかった。家でも長く回るコマを作りたい。

・知らないコマなどいろいろなコマが回る。いろいろな発見が生まれた。

・私はコマを作ったことはなくて、手にコマを乗せる技ができなかったので、家で一生懸命練習したいです。ありがとうございました。

・いろいろなコマがあってびっくりしました。

・投げコマのコツが知れて嬉しかったです。楽しいことができてよかったです。

・コマをあまり回せていないけど自分で作ったコマは楽しかったし、たくさん回ってよかったです。

・いろいろなコマが遊べてよかったです。あと、コマの性質などがわかってよかったです。

・いろいろなコマを回すのがめちゃくちゃ楽しかったです。

・投げコマができなかったけど、今回でできたからよかった。

・私が一番好きなのは地球ゴマです。理由は、できると楽しいし嬉しいからです。

・コマはただ遊んでいるだけで何も感じなかったけど、コマの中にもいろいろな性質があるんだなと思いました。

・今日はコマの仕組みというか、コマにも理科があるということを知って、他のおもちゃの仕組みも調べたいと思いました。

・踊るコマみたいになった。

・手作りコマを楽しく遊べたのでよかったです。

10秒にはいかなかったけど89秒いったから嬉しかった。

・よく回るコマが作れてよかったです。

 

・逆さまになるコマをもっとじっくり見たいと思いました。

第4回 空気のびっくりパワー

子どもたちの感想 抜粋(はじめて知ったこと・おどろいたこと・たのしかったことなど)

・ペットボトルロケットを作って少し難しかったけど、うまくできてよかったし、空気ってすごいなと思いました。

・ペットボトルロケットに水や空気をどっちも入れたらいっぱい飛んで嬉しかったし、楽しかったです。

・こんなにロケットが飛ぶと思っていなかった。空気でよく飛んでよかった。

・ペットボトルロケットであまり飛ばないと思っていたけど結構飛んで楽しかったし、びっくりしました。

・水と空気ですごく遠くまで飛んだのがすごかったです。

・空気は押し縮めることもできる。押し縮めても元に戻ることができるということがわかった。飛ぶ原理や鉄砲弾で予想したりするのが楽しかった。

・空気の押し縮みの力が強すぎた。ペットボトルロケットがすごく飛んだ。水がたくさん入っているとは思いませんでした。

・私的には頑張って作ったけどなかなかできなくて。14回空気を入れてみたらできたよ。

でも少ししか飛ばなかったから、いつかちゃんと飛ばしてみたいな。

・高くは飛べなかったけど、工作ができて良かったです。

・空気の力はすごいんだなぁと思いました。

・とても遠くに飛んで嬉しかったです。水を入れたらたくさん飛ぶことを初めて知りました。

・こんなに空気がすごいんだ、ということがわかった。

・ペットボトルロケットに空気や水を入れたりすると、とても遠くに飛んだ。最初は水をペットボトルロケットに入れない方が飛ばないと思っていたけど、水を入れた方が飛んで驚いた。

空気と水が合わさったらやばかった。びっくりした30メートルぐらいは飛んだ。13回から15回目の空気入れが大変だった。

・空気のことがよく知れた。

 

第3回 宍道湖の生き物をさぐろう

 7月12日(土)宍道湖漁協ワカサギ孵化場で、第3回松江ニコニコ科学広場を実施しました。「宍道湖の生き物をさぐろう」というテーマのもと、島根県環境保健公社の戸田顕史先生と宍道湖漁協の桑原正樹先生に指導していただきました。

 連日、猛暑が続いていましたが、宍道湖での生物採集中は曇っており、また水に入ると心地よかったです。各自が、たも網で生物を探ったり、投網のロープを引かせてもらったりして、宍道湖の生物を楽しく一生けん命に探りました。やがて、太陽が出てきましたので、ワカサギ孵化場の施設の中に入り、生物の分類をし、それぞれの生物の説明を聞きました。たくさんの保護者の方にサポートに来ていただき、安全に有意義に活動することができました。

 採集した生物について、専門家である指導者の先生に説明をしてもらいました。この日に、採集して説明をしていただいた生物は次の通りです。

・ヤマトシジミ   ・テナガエビ  ・シラタエビ  ・ユビナガスジエビ

・マハゼ   ・ボラ  ・クサフグ  ・シマハゼ  ・ヌマチチブ

・シンジコハゼ  など

 

 

毎回、活動後に子どもたちに感想を書いてもらっていますが、水でぬれた手足のうえ、時間の問題もあり今回は見合わせました。

 

第2回 もどってくるかな?こないかな?

 6月14日(土)城西ニコニコ交流館で第2回松江ニコニコ科学広場を行いました。「もどってくるかな?こないかな?」というテーマのもと、横路仁朗先生に指導していただきました。

 「もどってくるもの」と言えば、子どもたちはすぐに「ブーメラン」と言いました。活動では初めに、転がしてももどってくる空き缶のおもちゃを作りました。空き缶の中に乾電池のおもりをつけた輪ゴムを取り付けました。説明をよく聞いて、一人一つずつ作りました。そして、空き缶を転がすと全員、戻ってきました。子どもたちは夢中で空き缶を転がしていましたが、なぜ戻ってくるかという問いに対して、多くの意見を発表しました。おもりの役目とゴムの性質をよく理解しているようでした。

 次に、厚紙でブーメランを作りました。先生の作られたブーメランはとてもうまく戻ってきましたが、子どもたちはなかなかうまくいかず、四苦八苦していました。それでも、何度も挑戦しました。また、平行木板に斜めに投げ込んだスーパーボールとピンポン玉の運動の違いを確かめました。

 時間いっぱい、試行錯誤を繰り返しながら活発な活動をしました。

子どもたちの感想 抜粋(はじめて知ったこと・おどろいたこと・たのしかったことなど)

・ブーメランがめちゃくちゃすごかったし、作るのが難しかったです。

・ブーメランはうまくいかなかったけど、戻ってくる空き缶は乾電池を入れてやると戻って  

 くることも分かった。楽しかったです。

・空き缶のやつは戻ってきました。初めてスーパーボールが戻るのを知りました。

・ブーメランの羽をちょっとでも曲げると戻ってくることが分かりました。

・ブーメランはあまり上手に飛ばせなかったから、少しだけ曲げるなど工夫してうまく飛ば

 せるようになりたいです。ゴムの原理を知ることができました。

・いつものスーパーボールで変わった遊び方ができるなんて知らなかった。初めてブーメラ

 ンを作った。家でも作ってみたい。自分で発見をしてみたい

・ピンポン玉では戻ってこなくてスーパーボールでは戻ってくるということを初めて知りま

 した。

・僕はブーメランをうまく作れなかったけど、家では失敗しないように軽くひねって軽く曲

 げてを工夫して作りたいです。

・今までの理科で一番楽しかったです。

・ブーメランの作り方を知れてよかったです。

・今日は実験を3つやって思ったことは、ブーメランで少し紙を曲げることによって戻って

 きて面白かったです。

・空き缶で作ったおもちゃで遊ぶのが楽しかった。

・理科で風とゴムの実験でだいたいわかっていたけど、今日空き缶の勉強でわかってよかっ

 たです。

・今日やって楽しかったことは、転がる仕組みがわかったことで、難しかったことは空き缶

 です。でも戻ってきてよかったです。

・戻ってくる空き缶は作ったことあるけど、他にもブーメランなどがあって面白かったで

 す。

・今日は戻ってくるかな、来ないかなで。試した結果、すべて戻ってきてすごいなと思いま

 した。次の松江ニコニコ科学広場も楽しみです。お世話になりました。

・理科の授業は前から苦手だったけど、少し楽しくなりました。

・理科は最初から楽しくてやっていたけど、今日もっと理科が楽しくなりました。

・戻ってくる空き缶は上手にできたけど、ブーメランは上手にできなかったから家でまたや

 りたいです。

・ブーメランを作るのが難しかったけど、できてよかった。

 

2025年度 第1回       音の正体をさぐろう

 5月10日(土)城西ニコニコ交流館で今年度第1回松江ニコニコ科学広場を行いました。「音の正体をさぐろう」というテーマのもと、秦 明徳先生と秦 澄江先生に指導していただきました。

 初めにカラスノエンドウの実やショウブの葉やストロー笛を使って、笛を作りました。子どもたちは音を出すことに四苦八苦していましたが、だんだんとコツがわかって音が出るようになりました。その中で、笛が振動していることや笛の長さによって音の高低に違いがあることに気づきました。水を入れたワイングラスを水で濡らした指でこすって音を出し、水の量で音の高低が変わることを調べました。オシロスコープで音の高低の違いを、波の数の大小の違いであることを知りました。

 糸電話を作って、振動するものによって音が伝わることを確認した後、真空鈴の実験をして、振動を伝えるものがないと音は伝わらないことを知りました。子どもたちが夢中になる姿がたくさん見られました。

子どもたちの感想 抜粋(はじめて知ったこと・おどろいたこと・たのしかったことなど)

・今日空気がほとんどない入れ物の中に防犯ブザーを入れたら音がしなくなる実験をして、

あまりできない実験だったのでよかったです。

・カラスノエンドウで音が初めて鳴りました。初めて鳴ったときは嬉しかったです。

・空気が震えて音が伝わることが分かりました。

・空気がないときには音が聞こえないということがわかったし、びっくりしました。カラス

ノエンドウやキジブエをやってみてすごく楽しかったです。

・空気が抜けると音が聞こえなくなるということがわかった。音が出るときに震えているこ

とがわかった。いろいろなもので、音が出たのに驚きました。

・空気の通り道が少し大きかったり少し小さかったりするだけでピーッと鳴らなくなるので

驚きました。いろいろなもので音を奏でられるなんて初めて知りました。

・真空状態の時、音が小さくなるのがびっくりした。それと音の正体は振動だった。いろん

な身近な笛を作りたい。

・空気がないと音などが聞こえないということを初めて知りました。とても楽しかったで

す。

・水や糸で音が鳴ることが分かりました。他にもいろいろな楽器が作れて楽しかったです。

・空気がなくなったら人と会話ができなくなることを知ってびっくりしました。ピーピー豆

が吹けなかったけど楽しかったです。

・初めてカラスノエンドウをピーピーと鳴らす方法を知れて楽しかったです。

・糸電話を作るのが楽しかったです。空気がなくなったら音が出なくなるということを初め

て知った。

・空気がなくなると音が鳴らなくなることを知った。カラスのエンドウでピーピー豆を作る

のが楽しかった。

・楽しかったことはカラスのエンドウです。なぜかというと吹けたら気持ちが良かったから

です。

・音が鳴っているとどんなものも震えるということが分かりました。

3年生で音の勉強はやったことがあったけど、空気がなくなったら音が出ないということ

を初めて知りました。

・今日は音の正体ということをしました。音は震えていて、空気がないと聞こえませんでし

た。ピーピー豆やストローでも音が鳴るということは知らなかったです。今日はありがとう

ございました。

・初めて空気がなくなると音も出なくなって、逆に空気を入れると音ができるってことは知

らなかったです。ありがとうございました。

・空気で音が動いて、空気がなかったら音が出なくて不思議だった。空気で音が出る物で音

が変わる。

・真空になると音が聞こえなくなることが知らなかったので驚きました。