後期 第3回 ドライアイスの正体

 後期第3回わくわくサイエンスクラブを実施しました。1月18日(土)雲南・奥出雲教室は旧飯石小学校で、1月25日(土)松江教室は城西ニコニコ交流館で行いました。「ドライアイスの正体」というテーマで、秦 明徳先生と秦 澄江先生に指導をしていただきました。

 まず、氷とドライアイスを比較してその違いをたくさんみつけました。子どもたちからたくさんの気づきが発表されました。そして、いくつかの実験を通して、その性質からドライアイスは二酸化炭素であることを確認しました。ドライアイスがマイナス79℃の低温であることから、気体の二酸化炭素を低温にしてドライアイスにすることが試みられました。これに利用したのが、液体窒素です。低温の世界を子どもたちは直接見て、とても印象付けられました。液体窒素により、気体の二酸化炭素はドライアイスに変化しました。

 二酸化炭素は、排気ガスや息など身近にたくさんあることを確かめた後、カーボンニュートラルの話を聞きました。二酸化炭素は、温暖化の原因であることと、生物にはなくてはならないものであることを学びました。

子どもたちの振り返りの一部を紹介します。

1 今日の活動で楽しかったことや、驚いたことはどんなことですか。

 

・液体窒素に花をつけて花びらを落としたこと、ボールがすごく大きい音を出したこと

・ドライアイスは二酸化炭素をすごく冷たくしたらできることに驚きました。

・液体窒素でいろいろやったことが楽しかったです。特に、花をカチカチに凍らせたことが楽しかったです。

・ドライアイスがふわーってなったこと、花がカチカチになったこと。

・液体窒素に二酸化炭素を入れるとドライアイスができること

・ドライアイスの正体は二酸化炭素ということが不思議でした。

・氷よりドライアイスの方が気体の量が多いことについて知りたいなと思いました。

・なんであんなに冷たくなるのか知りたい。

・液体窒素以外にドライアイスを作る方法はあるのか。

・ドライアイスは二酸化炭素でできているから、他に酸素でできているものはあるのか不思議に思いました。

・窒素や二酸化炭素で火が消えるのは不思議だなと思いました。

・ドライアイスは、どうして煙のようなものが出るのかなと思いました。

・他の水素や一酸化炭素などは二酸化炭素のように昇華するのか確かめたいです。

・ドライアイス自体を作ってみたい。

 

2 今日の活動を通して不思議に思ったことや、もっと知りたい。やってみたいと思ったことはどんなことですか。

・花が落ちたらガラスみたいな音が鳴ったこと。他のものを凍らせたらどんな音が鳴るのか。

・二酸化炭素は昇華したらドライアイスになることは分かったけど、酸素も見てみたいです。

・二酸化炭素を固体にしたらドライアイスになるのが不思議に思いました。

・マイナス196度のやつにボールを入れたり、花を入れるとパリパリになっていて、中学や高校でもできないと知って貴重な体験ができてよかったです。

・二酸化炭素がないと人間も生きられないと聞いて二酸化炭素はすごく大事なものなんだと知りました。

・ドライアイスは二酸化炭素なんだなと驚きました。

・ドライアイスが二酸化炭素だということが分かりました。

 

3 今日の活動で大切だと感じたことや学んでよかったと思ったことはどんなことですか。

 

・二酸化炭素が地球に悪いということが分かってよかった。

・二酸化炭素は地球温暖化の原因だけど、生態系にはなくてはならないものだと分かりました。
・いろいろな気体の性質やドライアイスの正体が分かって学んでよかったです。
・二酸化炭素はなくてもダメだったり、多すぎてもダメということが分かってよかったです。
・排出と吸収のバランスが大事。
・息も二酸化炭素だと知らなかったので、学んでよかった。
・ドライアイスの正体が二酸化炭素だと知ってよかったと思いました。

・二酸化炭素は意外と身近にあって、二酸化炭素のおかげで人間は生きられること。

・ドライアイスは二酸化炭素の塊ということが分かりました。固体から液体を飛ばして気体になることもあるのが分かりました。

・車の二酸化炭素の実験がすごく面白かった。石灰水が濁った

・ドライアイスは二酸化炭素の固体であること、植物の光合成のことや、酸素などの空気の構成みたいなこと。

・石灰水は二酸化炭素に触れるとすごく濁る。酸素は火を入れたら強くなる。窒素二酸化炭素は火が消える

・二酸化炭素はとても大切だと感じました。

・今日の学習で二酸化炭素の大切さを知りました。

・今の二酸化炭素と酸素のバランスについて。

・ドライアイスは氷のように水ではなく二酸化炭素が主成分だということ。

・植物がいないと植物がいないと私たちも生きられないから植物は大切だなと思いました。

 

・二酸化炭素は、ドライアイスなど意外といろいろなところにあるということが分かったのでよかったと思いました。

後期 第2回 静電気の不思議

 後期第2回わくわくサイエンスクラブを実施しました。12月21日(土)雲南・奥出雲教室は旧飯石小学校で、12月28日(土)松江教室は、城西ニコニコ交流館で行いました。「静電気の不思議」というテーマで、島根大学教育学部附属義務教育学校後期課程の野崎朝之先生と大山朋江先生に指導していただきました。

 子どもたちは、自分でたくさん静電気を発生させ、その中で静電気の引き合う力と反発し合う力がプラスの電気とマイナスの電気によって起きることを知りました。また、物によってマイナスを帯びたりプラスを帯びたりすることを実験を通して知りました。さらに、金属中ではマイナスの電気が移動しやすいことを学び、空き缶を転がしたりフランクリンモーターを作って回転させました。

 静電気の仕組みを説明するための道具を工夫して作ってくださり、体験したことが知識と結びついていったと思います。

子どもたちの振り返りの一部を紹介します。

1 今日の活動で楽しかったことや、驚いたことはどんなことですか。

 

・空き缶でレースをしたりモーターを回すことです。あと、静電気が見えるのが面白かったです。

・缶転がしやモーター回しや静電気調べなど全部が楽しかった。驚いたことは、アクリルもパイプ

も、缶がどちらにも引き合うこと、

・驚いたことは、静電気でも蛍光灯をつけられたことです。小さい電気だけど静電気も電気と同じよ

うなことが驚きました。

・静電気にプラスとマイナスがあるので驚きました。

・静電気にプラスマイナスがあること。プラスは動かなくてマイナスだけが動くこと。静電気で明か

りをつけることができること。

・静電気と電気はほぼほぼ同じだということが驚いた。モーターが楽しかった。

・ストロー検電器で反発したり引っ付いたりしたこと。

・静電気は、目に見えないものだから、自分たちでは作れないと思っていたけど、簡単にできたこ

と。

・フランクリンモーターでちょっとの静電気であんなに回ったのが驚きました。

・そもそも静電気にプラスとかマイナスがあることを初めて知りました。

・電気にも磁石のようにプラスとマイナスがあること。

・静電気には、物によって引き合ったり反発したりするんだなと驚きました。

・静電気で遊べることに驚きました。そして静電気はいろいろなことに活用できて、明かりを出すの

もすごいと思いました。

・楽しかったことは、ウールとパイプでこすり合わせて静電気のパチパチということが面白かった。

・静電気はたまに起こるけど、自分で起こしてみるのはあまりしないので、透明なコップが回ってい

て、すごいと思いました。驚いたことは地面に電気が逃げることです。

・磁石のS極、N極のように、電気にもプラスとマイナスであることに驚いた。工作して紙コップを回

す実験が楽しかったです。

・静電気をいろいろな実験で学べて楽しかったです。静電気でも、光らせたり回転させたりすること

ができて驚きました。

 

2 今日の活動を通して不思議に思ったことや、もっと知りたい。やってみたいと思ったことはどんなことですか。

 

・なぜ静電気が痛いのか。

・家でよりたくさんの静電気の作り方を見つけてみたいです。

・静電気にはプラスとマイナスがあって、それによって引き合ったり反発したりすることが不思議に

思いました。

・どうしてマイナスだけ動いてプラスはあまり動くことができないのか。

・なぜプラスは動かずマイナスだけ動くのか、全てのものにもともとプラスとマイナスがあるのか。

・静電気が一番起きやすいもの。起きにくいものは何かが知りたいです。

・静電気を使って照明みたいにずっと光ることができるのか。

・フランクリンモーターを使ってもっといろんな実験をしてみたいなと思います。

・もっと大きな静電気の力を作るにはどうすればできるのか、どれくらいまで大きな力を作れるのか

不思議です。

・なんで静電気があるんだろうと不思議に思いました。

・ウールやパイプ以外にも静電気を作るものがあると思うから、他のものでもやってみたい。

・もっと知ってみたいことは、なぜプラスは動かないのか知りたいです。

・素材ごとに性質が違ったので、他のものも調べてみたいと思いました。

・なんで電気には磁石のようにSNがあるのか不思議に思いました。

 

5 今日の活動で大切だと感じたことや学んでよかったと思ったことはどんなことですか。

 

・モーターの仕組みやプラスマイナスと移動のことや引き合う、反発し合うものはどれかということ

が学べてよかった。

・静電気を逃がす方法を知ることができたから、静電気がたまりやすいときに活用したいです。

・ドアノブに触るときにビリビリならないようにする方法があるんだなと思いました。

・静電気で電気を起こすことができる。プラスやマイナスがあって、マイナスは移動できる。

・アルミなどではマイナスは自由で動くことができること。プラスは動かずマイナスだけ動くこと。

・静電気とちゃんと向き合えばいろいろな用途に変えられるから、痛いから、嫌いじゃなくちゃんと

知ることが大切だと思いました。

・金属の中のマイナスは自由自在に動くことができて、マイナスとマイナスだと反発するけど、プラ

スとマイナスだとくっつく。

・身近に感じた静電気から火花が出ることを知ってよかった。

・マイナスだけが移動する。金属はマイナスが自由に動く。

・静電気は体と触れたときにパチッとなるだけだと思っていたけれど、暗いところでやると光って見

えることを知って面白いと思ったし、物によってはストローに反発するもの、引き合うものなど色々

な種類があって面白かったです。

・静電気も電気として使えることを学んでよかった。

・静電気をよく知った結果、プラス極、マイナス極が関係しているんだと初めて知れました。やっぱ

り理科って面白いんだなと思いました。あと、マイナス極は自由に動けて、プラス極はなぜ動かない

のか不思議でした。

・冬になると静電気が多くなるので、静電気を使ってドアに電球をつけて光らせたいです。

・学んでよかったことは、一度電気を逃してからドアノブに触ったときにビリッとならないことで

す。

・静電気は、電気とは言っても少し違うもののような気がしてたけれど、普通の電気と本当は同じで

同じ働きをするということが分かってよかったです。

・この冬や秋の時、静電気などが起きやすいので、ドアの部など金属を触る時に工夫するのを学んでよかった。

後期 第1回 音の正体   ~楽器のヒミツ~

 後期第1回わくわくサイエンスクラブを実施しました。11月16日(土)雲南・奥出雲教室は旧飯石小学校で、11月23日(土)松江教室は、城西ニコニコ交流館で行いました。「音の正体~楽器のヒミツ~」というテーマで、島根大学教育学部の塚田真也先生に指導していただきました。

 まず、ストロー笛をつくり音を出してみました。さらに、傘袋に小さい発泡玉を入れた簡易クント管を使って自分の声の大小や高低で発泡玉の動きが変わることを見つけ、音が振動であること、音の性質を体感しました。演示実験で既製品のクント管で再確認することもできました。さらに、ストローを使って楽器を工作したり、スマホの音を大きくする箱を設計して工作したりしました。

 時間をかけて、徹底的に音に触れよく聞きながら工夫して活動することができました。

子どもたちの振り返りの一部を紹介します。

1 今日の活動で楽しかったことや、驚いたことはどんなことですか。

 

・面白かったことはたくさん玉が踊るのに高すぎたら元気じゃなくなること。

・音の高さで震え方が変わることに驚きました。

・声で袋の中に入った発泡スチロールを動かせること。

・音が高いからといって震えるわけではないことと、音が低いからといってあまり揺れないわけではない

ということ。

・ストローなど身近なものでも楽器になったりしてすごいと思いました。

・小さかった音が台などを作るだけで大きくなることが驚きました。

・空気が揺れて音が出ることに驚いたストローが鳴るのに驚いた

・ストローの長さで吹いたときに音が変わるのにびっくりしました。声の高さや大きさでビーズの動きが

変わることに驚いた。

・スマホの音を大きくするケースやビーズが音で動くこと。

・音が響くものを作ったこと。

・携帯が箱の中に入れると響いて音がとても響いていてすごかった。でも、ストローで作った笛をもっと

上手に吹けるようにしたいです。音が作った箱で大きくなってうれしかったです。

・音は揺れ、振動ということ。

・工作が真剣にできて楽しかった。

・後半の工作が特に楽しかったです。やってみれば本当に音が大きくなったので嬉しかったです。音の不

思議についても知れました。

・驚いたことは、ビーズを袋の中に入れて声の大きさでビーズが踊ることがわかったのでよかったです。

音の大きさで集まったり揺れたりすることが分かりました。

・音は空気の揺れということ。

・工作でどうやったら音が大きくなるか考えて実行することが楽しかった。理科がもっと好きになりまし

た。

・いろいろな楽器の仕組みや作ったりすることができて楽しかったです。

・箱の中にスマホを入れただけで音が大きくなるのは驚いた。音で、ビーズが動くとは思わなかった。

・ストローで楽器を作って音を出すのが楽しかったです。筒の長さで発泡スチロールのビーズの震えの大

きさが変わることに驚きました。

・音が低かったり高かったりしても、発泡スチロールのビーズが震えて動きました。声によって動くのが

驚きました。

・箱などトンネルみたいなのを作っただけで音が高くなるんだなと思いました。

・箱だけで音が大きくなってびっくりしましたあと、音だけにあんなに震えてびっくりしました。

・いろいろな工作をしたりするのが楽しかったです。箱の中に音が鳴っているものを入れたりすると、大

きくなることがびっくりしました。

 

2 今日の活動を通して不思議に思ったことや、もっと知りたい。やってみたいと思ったことはどんなことですか。

 

・何で音によって振動するのか。

・音が響くところと響かないところがたくさんあって不思議になりました。

・声でビーズが動く音が不思議に思いました。

・なぜ箱で音が大きくなるのか。

・弦のついている楽器はどんな風に空気が揺れているか知りたいです。

・箱の大きさや穴の数で音の大きさが変わるのを知りたい。なぜ振動したら音が出るのか不思議。

・振動でビーズが震えたこと。

・もっとやってみたいことは、1番音が大きくなる箱を作ってみてやってみたいです。

・音を出すと震えるのはなぜだろうを不思議に思いました。

・やってみたいことは、他にもいろんな声や音でビーズが踊るのかをやってみたいです。不思議に思った

ことは、声でどうしてビーズが踊るのか不思議に思いました。

・いろいろなもので音の波を表して見てみたい。

・音を小さくする方法を知りたい。音が大きくなる理由と訳をもっと知りたい。

・ストローで、息を入れたとき音を出すのが難しかったです。でも、どうしてリコーダーとかは息を入れ

ただけで簡単に音が出るのかなと思いました。

・なぜ筒の長さでビーズの震え方が変わるのかもっと知りたいと思いました。

・箱にスマホを入れたりしたら、音が大きくなるのがすごいと思った。音が震えるのがわかった。

・なぜ音の種類によって閉じ込められた空気の中にあるビーズが動くのか初めは不思議に思ったけど、詳

しく知れてよかった。

 

3 今日の活動で大切だと感じたことや学んでよかったと思ったことはどんなことですか。

 

・大きい音が出る装置を自分で作ることができる。

・どうやって音を出しているのか楽器を見てみたいです。 

・長さによって音の高さが変わること。

・箱の形で音の響きが変わることが分かった。ありがとうございました。

音は身近にあるものだから詳しく知れたこと。

・科学ってすごいと思いました。これからの生活でもいろいろな不思議なところをよく見て生活したいと

思いました。

・学校で学んだことよりも音の性質を詳しく知れてよかった。穴を開ければ音が大きくなるというわけで

はないことが大切だと感じた。

・音は振動から生まれる。

・音についてたくさんし知ることができたし、振動とかもわかったから面白かった。

・音が空気の揺れだと知ってびっくりした。どうしたら音が大きくなるのかなどを考えるのがよかった。

・ストローでリコーダーやパンパイプなどを作ることがわかった。身近な周りにも音を使って便利にでき

ることがわかった。

・大切だと思ったことは、聞いたり試してみたりすることだと思いました。聞いたりするのは声でいろん

な声を出して聞いたりしたりすることが大切だと思いました。

・今日の活動で音は空気の揺れだということがわかった。

・大切だと思ったことは、身の回りをしっかり見ることが大切だと思いました。

・普段使っている楽器の音の正体がわかってよかったです。今度、楽器を使うときはそこに注目したいで

す。

・箱を作ったりして、その箱にスマホを入れたら音が大きくなると知り、家でもスマホの音が聞こえにく

いときには作って聞きやすくしようと思いました。

・楽しくできたし、前まであやふやだった考えが確かになってよかったです。

・音の正体は空気の揺れだということが学んでよかったです。ありがとうございました。